スウェーデンハウス北海道支社スウェーデンハウス北海道支社

「いい家は気合いだ!!」


 家ってさ、建てて終わりじゃないんだよ。いい材料できちんと建てた家をどう長持ちさせるかは、ほんと、住む人次第なんだわ。おんなじ時期に建てた家があるとするだろ? 何年か経って見に行って「あちゃー」と思う時があるんだよね。片方は大事に住んで掃除もきちんとしてるし、外壁の塗装とかもしてるから新品同様なのに、もう片方の家は、どう住んだらこんなになるんだっていうくらい、家の中とか傷んでるんだ。家はやっぱ、手をかけないとだめさ。車と一緒で新車の時から大事にしたらずっと新品同様なんだよ。
 日本人は忙しいからなー。外国の家とかで観たことないか?しょっちゅうペンキ塗ったり、庭の手入れしてるだろ? 日本とは家の造りが違うから、そのまんまやるわけにはいかないんだけど、家に手間をかけるっていう、あれがいいんだよ。手間をかけてるうちに、床はなんで磨いたらキレイになるかとか、ドアの開け閉めが最近きついとか、いろんなことに気が付くだろ?
 ドアの開け閉めは、きつくなったからってガンガンやってたら、そりゃドアも痛むわ。北海道でも6月は湿気があるから、木が膨張してドアの開け閉めとか少しきつくなったりするんだ。もちろんそんなのは計算して年間通してちょうどいいように作ってあるんだけど、建主さんで時々「欠陥じゃないの?」って言う人もいるんだわ。そしたらうちら7月になってもきつかったら電話くれって言うんだ。7月は乾燥して木が縮むからドアも元に戻るからね。そういうことも最初から知ってたら心配しなくていいっしょ。

 結露も、冬に鍋したり、ご飯炊いた時に一時的に窓が濡れるのは本当の結露じゃないからね。一時的に空気中の水分量が多くなって、水蒸気は温度の高いところから低いところへ移動するから、冷たい窓に水滴がついたりするけど、それはどんな家でも絶対起きるから。

 建主さんは家についてよくわからないのが当たり前だから、不安に思ったら住宅メーカーの人に聞いた方がいいよ。スウェーデンハウスも家ができてから3か月点検とかしてるけど、あれはそういう建主さんの疑問を解消するためでもあるはずだから。住んでみて疑問に思ったことは聞いていいんだよ。「屋根の雪が落ちるのが遅くなった気がするけど気のせい?」って聞いてた建主さんがいたけど、それも砂や塵の多い地域だったらありうるからね。屋根の表面に砂がたまって滑りが悪くなることもあるんだわ。

 北海道は雪があるからマンションがいいっていう人がいるけど、 俺は絶対一軒家がいいね。やっぱ落ち着くし。
マンションって結局コンクリートの箱に間借りしてるようなもんだろ。家も生き物って俺は思ってるからさ。雪かきが大変っていうけど、あれはあれで楽しかったりもするし、手間がかかるっていいもんなんだよ。
最近よく、自分たちの生活に合わせて家を買うって言ってるけど、家に合わせた暮らし方を見つけるってのも案外楽しいんだ。マンションって、ベランダで花を植えても枯れたらゴミにして出すんだろ? 庭は地面だからさ、トマトを植えて、枯れて引っこ抜いたらその後に草とか生えてきたりして、そういうのが「ああ、いいなあ」って思うんだよ。

 いろいろ勝手なことを言ったけど、俺は家を建てる人は尊敬するし、応援するよ。建てたらいいこといっぱいあるから、今は大変かもしんないけど、頑張っていい家建てろよ。家は気合いだからな。

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Columnist Profile
大工のケンゾー
北海道に住む、職人歴約20年の大工。24歳で親方として独立し、現在は約30人の大工を抱える経営者でもある。スウェーデンハウスは建てはじめて今年で15年目。今では年間40棟を建てる。スウェーデンハウスをはじめ、「木の家が人にとって住み心地のよい家である」とのポリシーを持つ。