オーナーズインタビュー

マンションから
住み替えたきっかけは?

オーナーズインタビュー VOL.06

札幌市 S邸

※オーナーのプロフィール・ご家族構成は取材時のものです。

マイホームを決めるまで
 「転勤が多いので家を建てるまでは賃貸マンションに住んでいたのですが、離れて暮らしている母のことを考え、いつでも同居できるようにとマイホームを考え始めたんです」とご主人。故郷・釧路でイキイキと暮らしているお母さま。毎月、実家へ遊びに行き、様子を見ているとはいえ、齢90を過ぎたこともあり、そろそろ札幌で一緒に暮らそうと思ったことが直接のきっかけとおっしゃる。
「最初はマンションを考えていたんです」。
ご夫婦共に働いていることもあり、優先事項は交通の便のよいところ。「本当は一戸建てが欲しいけれど、それまで暮らしていた賃貸マンションが地下鉄から徒歩5分ほどで、とっても便利だったんです。でも一戸建ては、どうしてもそんな条件のい良いところに土地は無いでしょうし、あっても高くて手が出せないでしょ?」と奥さま。ためらうことなく、地下鉄に近く空間にゆとりのあるところという条件でマンションを探していた。
スウェーデンハウスに決めるまで
 「実はとあるマンションを購入するつもりで仮契約までしていたんですよ」とご主人。「来週には本契約」と、仮契約を済ませたその日の帰り道、近くの住宅展示場へ赴き、「一戸建てはいいね」といいながら数件を見学。
「まさかそこで気持ちが揺らぐなんて夢にも思っていませんでした」
数件目に入ったスウェーデンハウスのモデルハウス。そこでご夫妻は、営業マンから地下鉄近くに売地があることを教えてもらった。
 「まさか!という心境でした。仮契約したマンションの近くの住宅街に土地があったんです」
 早速、2カ所の候補地を見学に行き、見積もりを取るなど、気持ちは一気に一戸建てへ。マンション契約を解除し、新築へと計画が変更となった。
スウェーデンハウスを選んだ理由を伺うと、
1.ドアを開けたときの木の香り
2.暖房を入れていないにもかかわらず、ほんのりとした温かさ
3.紹介された土地が気に入った など。
 「候補は2カ所あったんですが、奥行きはないけれど、間口が2軒分と広い角地だったので、ここに決めました」と奥さま。2002年9月に契約、Sさんご夫妻のマイホームづくりがスタートした。
マイホーム計画でこだわったこと
 間口の広い土地ながら、すでに周囲のは家が建ち並んでいたこともあり、第一に挙げたのが
●2階にリビングを設けること
●車庫を組み込みにすること
●和室を設けること
●収納を十分確保すること

Sさん宅は、1階に寝室と、今は納戸として利用している洋室、バスルーム。2階にリビング・ダイニング、キッチンと和室、そして書斎があり、普段はそのすべてがフルオープン。ワンフロアゆったりとした空間が広がる。「腰壁と天井はピーリングにしました」と奥さま。またリビングやダイニングからキッチンが見えないようにカウンターを高めに設計。「食器のサイズに合わせて作ってもらった」という食器棚&カウンターは落ち着いた色合いが大人の住まいを演出している。カウンター裏に電子レンジなどを組み込めるようあらかじめコンセントも設置。特に電気炊飯器を置く場所はカウンター天板が開け閉めできるようになっているのがポイント。
「実はスキーが夫婦共通の趣味。旭川に赴任しているとき、指導員の資格も取ったんですよ。なのでスキーを収納できるようなスペースを設けるため、玄関は広めにしてもらいました」。
便利なマンション暮らしでも一つ不満な点が合ったとご主人。それはスキーなど道具や荷物を上げ下げしなくてはいけないこと。
「特にスキーは大切な道具ですから、トランクルームにポンと置くことができないんです。メンテナンスもありますし。なので、駐車場から部屋まで道具をもって移動するのが大変だったんです。その点、一戸建ては車庫もスキー置き場も家の中なので本当に楽ですよね」
 ご主人のもう一つの趣味、車のためにも車庫は組み込みにすることを希望したとおっしゃる。
これからマイホームを建てる方にアドバイス
 「まず、割り切ることは大切ですよね」とご主人。「我が家は息子の部屋をどうしようか悩んだんですが、道外で働いているし、戻ってきても年に1、2回。そのために1部屋用意するよりは他の空間を広くしようと考えました」。
その分、収納スペースを優先させ、「家具などすべてウオークインクロゼットに収納できるので、空間がすっきりと見せることができました」と奥さま。
さらに、「参考になったのは実際の家ですね。ちょうど担当営業の方が家を新築していたので、見せていただいたんです。モデルハウスはもちろんですが、実際のお宅を見せてもらうと、我が家にも取り入れたいことがはっきりとします」
 リクライニングチェアに身を預け、ゆっくりと映画を見たり、本を読んだりするのが一番の時間とおっしゃるご主人。窓からの降り注ぐ陽射しが心地委日曜の午後、リビングには奥さまの淹れる珈琲の香りが漂い、優しい時間が流れていた。
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